園に足を踏み入れた瞬間に決めた!

台東区立たいとうこども園 栄養士 Nさん

園に足を踏み入れた瞬間に決めた!

 私はこの園に入って5年目です。もともと病院で栄養士を3年やっていました。しかし、もっと子どもたちの間近で、ご飯を食べてもらって「美味しい!」と喜んでもらえる姿を見たいと思い始めていたところ、専門学校から紹介されたのがきっかけです。
 初めて見学に来た日、保育士さん2人が迎えてくれたのですが、園に入った瞬間、明るい雰囲気の良さが伝わって来ました!さらに保育だけでなく食育に力を入れていることもあり、初めて保育園で働くのなら、こういう保育園で働きたいという気持ちになり、ここに決めました。

子どもたちと一緒に食べることができる環境  

この園では食育に力を入れています。しょくを「食・触・植」の3つに分け、年間のカリキュラムに食育を組み込んでいます。例えば乳児さんですと、白菜ちぎり体験など、年齢に合わせて食べ物に触れる機会を設けています。このように幼少期に様々な「しょく体験」をすることで、豊かな心を育むと考えています。
 さらにこの園では、栄養士が子どもたちと一緒に食事をすることができるんです!!保育士の友人も多くいますが、大抵は保育士の先生が子どもたちを食事を共にするだけで、栄養士はご飯を作って終わりという園が多いと聞きます。しかしこの園では、配膳もできるし、一緒に食べることもできるんです!子どもたちの食べている様子を間近で見ながら、「もっとこう変えたほうがいい」などの改善点なども発見できます。月3〜4回程度、触れる食育や食についてのお話を栄養士から直接し、子どもと触れ合う機会もあります。話の内容を子どもたちが覚えていて、子どもたちからその話をしてくれるときや、頑張って作った食事を美味しいと言って食べている様子を見られるのが、特にやりがいを感じる瞬間です。

栄養士と保育士との関わり合いが強い

 この園では、園長先生がいつでも気軽に話しかけてくれます。それにより、保育士さんと栄養士の壁を取り除いてくれています。園長先生はとても話しやすい印象で、私が正規社員から非常勤に変わるときにも、親身になって相談に乗ってくれました。
 栄養士と保育士との話し合いも、しっかり設けております。例えば保育士さんが子どもたちに食べたいもののアンケートを取ってくれて、献立に活かすこともあります。アンケートから意見をもらった子どもたちの要望の「ラーメン」と「焼きそば」を献立に入れる予定です。今から子どもたちの喜ぶ顔が楽しみです!園長先生のおかげで、保育士と栄養士が一緒になって園を作っているということを実感できています。

仲の良い職場

 栄養士は現在7名おり、年齢層は20〜40代が中心です。みんなとても仲が良く、たくさんの話をしながら楽しく仕事をしています。辞めずに長く働きたいという方が多いです。明るくて元気な人には、特にぴったりです。食の大切さを食事・食育を通してたくさんの子どもたちに一緒に伝えていきましょう!